シニア1年目の鍵山優真(17=星槎国際高横浜)が、初出場で100点の大台に乗せた。100・96点を記録し、従来の自己ベストだった91・61点を9点以上更新。高得点が表示されると、ガッツポーズで喜びを表現した。

上半身はゴールド、下半身は黒の新しい衣装に身を包み、冒頭で4回転サルコー-3回転トーループに成功。単発の4回転トーループ、トリプルアクセル(3回転半)とミスなく、完成度の高い演技を披露した。

20年12月の全日本選手権では羽生結弦(ANA)、宇野昌磨(トヨタ自動車)に続く3位。ジュニアだった昨季の4大陸選手権では、シニアに交じって3位に入った実力者だ。将来有望な高校2年生が、新たな1歩を踏み出した。

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