世界ランキング10位の日本が、同3位でワールドカップ(W杯)2度の優勝を誇るオーストラリアから初勝利を逃した。通算対戦成績は6戦全敗となった。

肉薄した試合の中、後半15分に敵陣で相手パスをインターセプトしてトライを奪ったCTB中村亮土副将(30=東京サントリーサンゴリアス)はディテール(細部)にこだわる必要性を痛感した。

-結果の受け止めを

中村 いや~まあ勝つ準備をしてたので、最後、結果が伴わなかったことは悔しいですね。

-あと1歩、届かなかった。どこに差があったか

中村 ちょっと振り返ってみないと分かんないですけど、やっぱりこういうビッグゲームでは細かいところで差が出てくるので。これからもっとディテールのところにこだわって練習していきたいなと思います。

-試合ではインターセプトからのトライもあったが、あの場面を振り返って

中村 終始、FWがフィジカルのところで戦ってたので、バックスは前に出て、ラインスピードを上げるところを意識していたのが、いい結果につながったのかなと思います。

-会場でも大きな応援があった

中村 久しぶりの観客の、ファンの前でプレーすることができて。本当に幸せなことなんだなとかみしめながら試合ができました。

-今後の試合に向けて

中村 またレベルアップして、毎回毎回、勝つ準備をしながら、ジャパンとして強くなっていきたいなと思います。