1次リーグB組の日本代表、松村千秋(29=中部電力)谷田康真(27=コンサドーレ)組はエストニアに2-8で大敗して通算1勝3敗となり、苦しい状況に追い込まれた。

第1エンド(E)は有利とされる後攻で2点を奪われ、いきなり劣勢となると、1-3の第4エンドでもスチールを許す展開に。後半には連続複数失点を喫して突き放された。

谷田は「1エンドの入りは良かったが、ワンミスから失点。悪い流れを断ち切れずに試合が終わってしまった」と振り返った。エストニアは今大会3試合目で初勝利。

日本は7日に、ここまで全敗のニュージーランドと対戦。1次リーグ最終戦となる8日は、現時点で2勝2敗のフィンランドとの試合が組まれている。松村千は、「最後2試合を戦い抜いて、結果がついてくればと思っている。気持ちを切り替えて戦いたい」と前を向いた。

オリンピック(五輪)最終予選の混合ダブルスには14チームが参加。残り2枚の五輪切符を得るには、2組に分かれた1次リーグで7チーム中3位以内に入ることが必須条件となる。