日本代表で18年平昌五輪女子銅メダルのロコ・ソラーレが、同銀メダルの強豪韓国との首位攻防戦を8-4で制し、通算5勝1敗として暫定首位に立った。これで4位以内のプレーオフ進出が決定。1位になれば五輪出場枠を獲得する。韓国は5勝2敗となり暫定2位に転落したが、こちらも4位以内が決まった。

【詳細】ロコ・ソラーレ「メガネ先輩」率いる韓国に勝利し暫定首位/ライブ詳細>

試合ごとにアイスコンディションが変化する難しい条件下でも、日本は強さを見せつけた。第1エンド(E)でいきなり3点を挙げると、続く第2Eでは不利な先攻で1点を奪って4-0とする幸先の良い滑り出し。サードの吉田知那美は「『今日は今日のアイスで戦おう』と心掛けている。アイスに対して集中を保ち、前半から良い形で戦えた」と振り返った。

後半に入っても日本の攻勢は続く。相手のミスにつけ込むしたたかさも見せ、第7、8Eには連続スチールで着々とリードを広げると、第9Eに韓国の得点を1点に抑えたところで、相手が負けを認めた。「どんなにリードしていても、この難しいアイス状況では少しでもリスク管理を間違えれば大量点を失う」と話した吉田知。丁寧な試合運びと、精度の高いアイスリーディングが光った。

韓国には平昌五輪の準決勝で延長にもつれ込む熱戦の末に苦杯を喫していた。そんな強敵に、北京五輪切符の懸かった大事な大会で借りを返した。この後は格下とみられるエストニア、トルコとの対戦を残すのみ。吉田知は「最後まで集中し、1Eずつアイスに向き合うことがキーポイントになる」。日本女子としては7大会連続、ロコ・ソラーレとしては2大会連続となる五輪出場へ、大きく前進した。

◆北京五輪最終予選メモ 男女各9チームが出場し、残り3つの五輪出場枠獲得を目指す。総当たり方式で16日まで1次リーグを実施し、まずは1位チームが出場権を獲得。17日に2位チームと3位チームが対戦し、勝った方が2枚目の切符を手にできる。負けた方は最後の1枚の切符を懸けて、翌18日に4位チームと対戦する。