関西4位の同大が、劇的に準々決勝に進出した。序盤に主導権を握ったのは同大。前半22分までに4トライを奪って20-0と大きく差を広げた。しかし、その後に2本のトライを許して前半は20-12と同大リードで折り返す。

後半は手に汗握る攻防になった。6点を追う大東大は同22分、トライとゴールを決めて24-23とついに勝ち越しに成功する。

その直後に同大はPGで再びリード。同大は同37分、スクラムからの連続攻撃で、最後は左に展開。WTB大森広太郎がトライを挙げて31-24とし、試合は決まったかに思えた。

粘る大東大は後半ロスタイム、ラスト1プレーでモールを押し込んでトライ。29-31と2点差に迫る。トライ後のコンバージョン。決まれば同点。キックは惜しくも外れ、同大が31-29で逃げ切った。

大東大は劇的勝利をあと1歩で逃した。