昨年ベスト8の中部大春日丘が5トライで快勝した。戦力伯仲の好カードと見られていたが、日本航空石川を寄せ付けなかった。

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前半11分、キックパスから裏に抜けたWTB小池主将が駆け込んで先制。前半25分には2年生のSO関口が左に抜け出してトライ。続けて同27分には、ラックから左サイドに開いていたプロップ中村に展開。背番号1が軽やかに駆け抜けた。キックも全て決めて、21-0で折り返した。後半開始早々にもSH堀が中央に飛び込んだ。

2回戦はBシード常翔学園戦。宮地監督によると今年3度、練習試合が流れた相手で「負けたら“また流れる”と思いました」。常翔学園には19年度大会3回戦で15-19と惜敗。小池主将は「その試合に出ていたので、リベンジの機会を得られてうれしい」と意気込んだ。

日本航空石川は直後、CTBトゥポウが力強く中央突破。初トライを奪ったが、流れを変えるまでには至らなかった。劣勢のままノーサイドを迎えた。序盤に相手をリズムに乗せてしまい、3年連続の1回戦突破はならなかった。

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