初出場の松生理乃(17=愛知・中京大中京高)が、8位と出遅れた。

冒頭の3回転フリップの転倒が響き、60・16点。笑顔はなく「自分の中ではすごく自信を持って『跳ぶぞ!』と思って跳んだつもりだったけれど、ジャンプの上がりが悪かった。全体的に悔しい気持ちしかない演技でした」と振り返った。

年の瀬の全日本選手権ではSPで72・31点の6位発進。2位と2・35点差につけていたが、フリーで冒頭の3回転ルッツ転倒から流れをつかめず、総合7位にとどまった悔しさがある。22日のフリーへ「なんとしてでもノーミスをして、いい演技をしたい気持ちが強いです」と力を込めた。