2月26日の日本陸上競技選手権大会クロスカントリー競争(福岡・海の中道海浜公園)で、田中希実(22=豊田自動織機TC)と不破聖衣来(18=拓大)の注目対決が実現することになった。

福岡クロカン・クロカン日本選手権の実行委員会は8日、大会のエントリー選手を発表した。シニア女子8キロのエントリー選手には、東京五輪の陸上女子1500メートルで8位に入賞した田中と1万メートルで日本歴代2位のタイムをマークしている新星の不破らが名を連ねた。

田中は1500メートルと5000メートルで、不破は1万メートルで、ともに7月の世界選手権(米オレゴン)の標準記録を突破している。1月の全国都道府県対抗女子駅伝では、田中は兵庫の1区、不破は群馬の4区で直接対決は実現していなかった。

新型コロナウイルスの感染拡大のため大会を会場での観覧することはできない。大会の運営本部事務局では今後、感染の拡大状況によっては開催中止となる場合があるとしている。