テニス界が、ウクライナ支援のために一致団結だ。テニスの主要国際統括団体である、国際テニス連盟（ITF）、男子プロテニス協会（ATP）、女子テニス協会（WTA）、4大大会の主催者は8日（日本時間9日）、共同で、ウクライナ支援の声明を発表した。

7団体は、人道支援活動として「テニス・プレー・フォー・ピース（平和のためのプレー）」キャンペーンを始める。その手始めとして、7団体は、各10万ドル（約1100万円）、合計70万ドル（約7700万円）をウクライナ・テニス連盟と、ウクライナ危機救済基金に寄付した。

今後は、各7団体が、それぞれのホームページやSNSを通じ、「＃TennisPlaysforPeace」を使用し、支援を呼びかけていく。また、ウクライナの国旗の色である青と黄色を彩ったリボンを、選手は着用してプレーする。

また、ウクライナ選手で、東京五輪女子シングルス銅メダルのスビトリナ（27）と、元世界31位のスタホフスキー（36）は、自国への希望のメッセージを込めたショートビデオを作成した。そのメッセージは次の通り。

 

You are strong

You are beautiful

You are unique

You are Ukrine

あなたは強い

あなたは美しい

あなたは無二の存在

あなたはウクライナだ

 

You are fighting

but not alone

The Tennis Family is united in a mission to reunite our beloved world、

and to support the relief efforts for the war in Ukraine

あなたは戦っている

でも1人じゃない

テニス界は、愛する世界を再び取り戻し、ウクライナの戦争の救済活動を支援するために団結する

 

Tennis Plays for Unity

Tennis Plays for Humanity

Tennis Plays for Peace

団結のためにプレーしよう

人類愛のためにプレーしよう

平和のためにプレーしよう