混合ダブルスで東京オリンピック(五輪)銅メダルの渡辺勇大(24)、東野有紗(25)組(日本ユニシス)が、2年連続3度目の優勝を飾った。東京五輪で金メダルの王懿律、黄東萍組(中国)を21-19、21-19で破った。

渡辺は「素直にうれしいし、2連覇という形で大会を終えられて幸せな気持ちでいっぱい」と満面の笑み。東野も「大好きな場所で2連覇できてうれしい」と充実感に浸った。

強敵を破った決勝について、渡辺は「1、2ゲームとも劣勢の場面があったが、声を掛け合ってあきらめずにプレーできた」と回顧した。

東野は今大会中に2人それぞれが1試合ごとに成長していることを感じ取った様子で、「大会を通じて、よくなってきたと思う」とうなずいた。