三重ホンダヒート(三重、2部2位)が、NECグリーンロケッツ東葛(東葛、1部12位)との第1戦を落とした。

前半2分にWTB渡部寛太(26)、同37分にフランカー古田凌主将(26)がシンビン(10分間の一時退場)となり、数的不利な時間帯が続いた。前半で3-26と主導権を手渡し、反撃も後半27分にWTB尾又寛汰(27)が挙げたトライが精いっぱいだった。

チームは19年W杯南アフリカ代表ロックのフランコ・モスタート(31)が新型コロナウイルス関連の規定で出場できず、防御面で受ける展開が続いた。

27日に大阪・花園ラグビー場で第2戦に臨むが、1部昇格へ、勝利と3トライ差以上のボーナス点獲得は必須条件となる。上田泰平ヘッドコーチ(40)は「後半は自分たちのラグビーを体現してくれた」と選手をたたえ、古田は「次は勝てるように、チーム一丸となってやっていきたい」と前を向いた。【松本航】

 

◆勝敗の決定方法

(1)勝ち点

(2)勝利数

(3)得失点差

(4)トライ数

(5)トライ後のゴール数

※(1)が同数の場合は(2)によって決定するものとし、以降も同様とする

※(1)から(5)によって勝敗が決しない場合、1部所属チームを勝者とする。