暫定首位に立っていた北海道銀行は、北京オリンピック(五輪)銀メダルのロコ・ソラーレに真っ向から勝負を挑んだが、惜しくも2敗目を喫した。

第4エンド(E)に大量3点を許したが、直後に3点を奪い返して再び1点差に。第7Eで最終的には相手のスキップ藤沢五月のスーパーショットに屈したものの、その直前には田畑百葉(19)も素晴らしいショットを決めるなど、堂々と渡り合った。

田畑は「(自身の)最後のショットは100パーセント決めきれていた。少し期待していたけれど、銀メダリストに決めきられた。相手がうまかった」。五輪銀メダルチームの実力を実感しつつ、最終スコア以上の好ゲームを演出した。

昨年まで主力だったメンバーが独立。新たに生まれ変わったチームとして、平均年齢19歳の若手中心で臨んでいる。“4強”と呼ばれる中部電力や富士急から勝利を挙げるなど、今大会はまさに台風の目となっている。