昨年甲子園ボウル優勝の関学大が、関西1部3位の関大と対戦して、7-7の引き分けに終わった。

「第45回関関戦」として行われた試合は、第2クオーター(Q)まで0-0で折り返した。

試合が動いたのは、第3Q。QB鎌田陽大(はると、3年)が、WR鈴木崇与(たかとも、3年)にTDパスを通して先制した。

しかし第4Q、関大RB一針拓斗(いちはり・ひろと、4年)にTDランを献上。7-7の同点に追いつかれた。ロースコアの接戦はそのままドローとなった。

大村和輝監督は、相手の守備を崩せなかった展開に「(ランプレーが)ばれていても、通さないといけない。(自分たちが)パワープレーでくることは、向こうも分かっている」と課題を口にした。

一方、昨年の学生王者と引き分けた関大の磯和雅敏監督は「互角の戦いができることは確認できた。勝てなかった部分は、秋に修正したい」と収穫を口にしていた。【波部俊之介】