初出場の林希菜(20=イトマンSS)が、予選全体3位の2分8秒63で準決勝に進出した。

予選3組で5レーンを泳ぎ、持ち味である後半の強さを発揮。隣の4レーンで先行する東京オリンピック(五輪)金メダルの張雨霏(中国)に食らいつき、終盤にとらえて1着でフィニッシュした。

林はレース後、「前半に離されることは分かっていた。そこは焦らず自分のベースで泳ごうと思っていた。持ち味の後半を生かして泳げた」と笑顔。それでも、「予選から7秒台を狙っていたので、タイムには少し物足りないところがある」と満足しなかった。

初めての世界選手権。レース前は「緊張していた」と打ち明ける。大舞台のレースを1度経験したことで、「準決勝は楽しい感じで泳げると思う」。明るい表情で話した。

同じく初出場の水口知保(20=セントラル目黒)は予選2組4着、予選全体16位で準決勝へ。「泣きそうになるぐらい緊張していたが、最後まで頑張れた」と振り返った。

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