初出場の花車優(22=キッコーマン)と東京オリンピック(五輪)7位の武良竜也(25=ミキハウス)が、そろって準決勝進出を決めた。

いずれも予選4組に出場。スローペースで進む中、両者とも前半は後方につけ、後半スパート。花車が終盤に先頭に立つと、武良が2番手で続いてフィニッシュした。東京五輪銀メダルのアルノ・カミンガ(オランダ)が3着。

花車は2分9秒86で全体6位、0秒86遅れた武良は全体8位で、上位16人による準々決勝に進んだ。

花車は「思っていたよりは緊張しなかった。(ペースが)ちょっと遅いかなと思いつつ、イメージ通り泳げた」と納得の表情を浮かべた。

一方の武良も、「まずまずいいレースができたかなと思う。(本多)灯が昨日メダルを取り、僕もメダルを取りたいという気持ちがさらに強まった」と話した。

日本のお家芸といわれる同種目で、両者とも決勝進出を目指す。