体操で、東京オリンピック(五輪)男子個人総合金メダルの橋本大輝(20=順大)が、日本の団体世界一復活を誓った。

日本オリンピック委員会(JOC)のシンボルアスリート(SA)、ネクストシンボルアスリート(NSA)の認定式が23日、都内で行われ、SAは13人、NSAは16人が認定された。

橋本は、昨年度までNSAだったが、本年度からSAに昇格した。「選ばれたことは本当に光栄。体操競技の普及、スポーツ界を盛り上げていきたい」と意気込んだ。

体操界からは、五輪個人総合2度の金メダルを誇る内村航平(33)が、長年、SAを務めてきた。「航平さんのように、体操を通じて(社会に)貢献して行ければ」と、内村の意思を受け継ぐ。そのためにも、東京五輪で銀メダルに終わった団体総合の金は必須だ。「まずは団体で金を復活させたい。強い日本を見せたい」と話した。