ダンススポーツフェスティバルin東京2022(東京都スポーツ文化事業団、東京都ダンススポーツ連盟主催)が2日、東京・駒沢体育館で行われた。同事業団理事長杯のB級スタンダードでは、東部学連の箕浦将也(23)青木賜安(しおん、23)組が優勝した。

2人は箕浦が慶大、青木が法大と学校は別ながら、通っていたダンススタジオ(荻窪のサードダンススクール)が同じで、3年前に知り合った。ペアを組んだのは半年前。箕浦が「卒業後も踊ろう」と声をかけた。そして、このところ成長が見られるようになり、青木は「やっと2人のダンスになってきた」と笑った。

この日は、2人そろって基本に忠実に、できることを1つずつやろうと心がけた。さらに箕浦が「組んだ時のバランスで、より一体感が出るように意識した」結果、優勝が待っていた。青木は「息が合って良かった」と笑顔を見せた。

2人の当面の目標は、来年末までにA級に上がること。そして、その後については「少しでも良い成績が取れるように頑張る」と声をそろえていた。

<B級スタンダード上位成績>

【1位】箕浦将也・青木賜安

【2位】小川千尋・大槻彩乃

【3位】藤山大輔・板橋利紗

【4位】曽我田宏次・岩本京子

【5位】佐竹弘志・目良玲子

【6位】佐藤重人・斉木友美

<その他のスタンダード各クラス優勝者>

【C級】河野昌之・宍戸直生実

【D級】伊藤優太・桧山美枝

【シニア2A級】清水弘隆・陶山美穂

【シニア2B級】柏岡徹・植村香苗

【シニア3A級】徳永忠昭・高橋しづの

【シニア3B級】近藤義弘・堂城美賀子