男子は釧路東が2-0のストレートで静内を下し、初出場初勝利を飾った。U-18日本代表候補の松井陽輝(2年)を擁する旭川工も白星発進した。

U-18日本代表候補で202センチ長身ミドルブロッカー松井陽輝(2年)が、旭川工の白星発進に貢献した。室蘭清水丘を相手にアタック、ブロックで2点ずつの計4点を記録。要所では両ウイングアタッカーのおとりになってジャンプし相手を幻惑した。

昨年の入学時に「バレーボール部で人生を変えてみないか」と椎野泰彦監督(48)に誘われ、陸上から転向した。最初はボールが全く手につかなかったが、1年で一気に成長。今年7月には世代別日本代表候補の最終合宿にも参加した。「北海道で見られないすごい選手のプレーを見て、刺激になった。そこでまた成長できた」と話す。

軽いジャンプで顔がネットの上に出るほどの高さが武器。今大会の目標を問われると「ベスト4」と控えめに答えてから、すぐに「全国に出て、自分の力が通用するか試したい」と言い直した。