21年東京オリンピック(五輪)金メダルの乙黒拓斗(24=自衛隊)が18日の決勝に進出した。
準決勝で山口海輝(24=日体大助手)と対戦。2-0とリードしていた第2ピリオド(P)の残り1分43秒でアクシデント。けん制しあっていた際、急に倒れ込み、試合が中断。右足を痛めた模様で、右のシューズを脱いで座り込んだ。
長く様子を見た後、何とか再開も、攻められて2点を奪われる。2-2に追いつかれた後の残り22秒で辛くも1点を奪い、計3-2で逃げ切った。最後の猛攻をかわすと、あおむけにマットに倒れた。勝ち名乗りもまともに受けられないほど苦悶(くもん)し、セコンドにおんぶされて会場を後にした。
乙黒は昨年12月の天皇杯全日本選手権で優勝。今大会も勝てば、今年9月の世界選手権(セルビア)代表入りが決まる。
18日の決勝では安楽龍馬(24=ノビテル)と対戦する。昨年末の全日本決勝でも当たっており、乙黒が3-0で勝っていた。
安楽は細川周(日体大)との準決勝を11-9という激戦の末に制し、乙黒に再挑戦する権利をつかんだ。


