女子で昨年12月のGPファイナルを制した三原舞依(23=シスメックス)が、新ショートプログラム(SP)「To LOVE You More」を披露した。歌うのは人気歌手セリーヌ・ディオン。初タッグを組んだ振付師のジェフリー・バトルさんからの提案で、「(来年3月の)世界選手権がカナダのモントリオールで、(ディオンさんの)ご出身ということで、いろんな思いを込めてぴったりだと選んでくださった。1つ1つ心を込めて滑っていけたら良いなと思います」と、シーズンの集大成の舞台も見据えての選曲となった。

この日も伸びやかなスケーティングを披露。歌詞のさびの部分には、バトルさんが「マイのバレエジャンプが好き」と急きょ技を組みこんでくれ、「振り付けの最後のほうに変わりました。音に合わせて間の取り方とかタイミングをしっかり合わせて滑れたら良いなと思います」と志した。

昨季は世界選手権では5位。「悔しい思いをしました。(今季は)最初から最後までパーフェクトな演技を続けられるように体調管理をしっかりして、GPファイナルの2連覇と世界選手権の表彰台に乗ることを目標に、毎日全力で頑張りたい」と誓いを立てた。

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