バレーボール男子日本代表の岸翔太郎広報がお届けする「男子日本代表広報リポート」の第4回。代表チームの舞台裏や秘話を交えながら、パリオリンピック(五輪)に向けて広報の視点から選手情報やトピックを紹介します。

   ◇   ◇   ◇

パリ五輪の前哨戦ネーションズリーグ(VNL)は舞台を福岡・北九州市に移し、予選ラウンド第2週を迎えました。ターゲットにしていた4日の初戦イラン戦を3-0、5日のドイツ戦を3-2と連勝した日本は、7日から強豪ポーランド、スロベニアとの連戦に臨みます。

今回は、VNL第1週ブラジル大会を終えて帰国した際の代表チームの様子をお届けします。

ブラジル大会を戦い抜いた男子日本代表は、5月28日に帰国。翌29日は朝の散歩とストレッチで時差ぼけ対策を行い、31日に石川祐希選手と高橋藍選手が合流して練習を行いました。高橋藍選手は合流に当たって「みんながどれだけ強くなっているか実感したかったし、自分もそこにフィットするために今日はワクワク」と臨み「改めて日本のディフェンスすごいなというのと、関田さんのセットもすごいクオリティーだなと思いました。ネーションズリーグでチームも自分も成長してオリンピックに臨みたい」と意気込みました。 そして、VNL第2週の舞台である福岡へ移動し、会場で初練習。仲間と汗を流した石川選手は「合流してみて、みんなの成長を感じています」と一回り大きくなった仲間の姿を喜び「今日の練習では主にコンビネーションの部分でトスを調整しました。今シーズン最後の日本での大会になるので良いプレーをしたい」と話しました。

2人の合流により、ブラジル大会で出場していたメンバーも変化を感じています。

宮浦健人選手は「石川選手、藍選手の合流でさらに雰囲気も良くなったし、笑顔も増えたと感じます」とチーム状況を明かしてくれました。

メンバーがそろって臨むオリンピック前最後の国内試合。いかに世界ランキングのポイントを落とさず、ファイナルラウンドへ進めるかがオリンピックへ向け大事となります!

さらにチームの完成度を上げることはもちろん、選手選考の兼ね合いでさまざまな選手が出場する可能性があります。福岡大会は残り2戦。選手の個性を存分に楽しめる試合になると思いますので、会場やテレビなどで応援よろしくお願いいたします!

◆岸翔太郎(きし・しょうたろう)1990年(平2)5月19日、埼玉県志木市生まれ。小学校からバスケットボールをはじめ、中学時には全国大会優勝。高校、大学と強豪校でバスケを続け、その後テレビの企画制作会社へ。現在は、昨年に続き、日本バレーボール協会広報部撮影班として男子日本代表チームに帯同し、チームの日々の練習や宿舎での様子などを撮影中。