ともにシングルで国際大会出場経験を持ち、アイスダンスで新カップルを結成した愛称“いくこう”の櫛田育良(18=木下アカデミー)島田高志郎(24=木下グループ)組が首位発進した。
競技会2戦目で67・19点を記録。単純比較はできないが、24年全日本選手権の2位に相当する。終盤のコレオグラフィック・リズムシークエンスなどで見せ場をつくり、島田は「『最後は本当にはじけて!』とキャシー(・リード・コーチ)から言われていましたし、他の部分は落ち着いていくことが目標でした。しっかりと反省会をしたいと思います」。櫛田は「最初は少し硬かった部分もあったんですけど、最後にいくにつれて、どんどん楽しんで滑ることができて良かったです」とかみしめた。
2日のフリーダンス(FD)を経て最上位となり、最低技術点で85点に達すれば、国際大会のゴールデンスピン(12月3~6日、クロアチア・ザグレブ)の派遣を勝ち取ることができる。ゴールデンスピンに出場となれば、26年2月のミラノ・コルティナ五輪(オリンピック)団体戦代表にも望みを残すことができる。
RDでは技術点38・71点で、残り46・29点。櫛田が「五輪のチャンスがあったら、やっぱり狙いたいんですけど、それよりは…」と切り出し、島田が「当初掲げていた4大陸選手権というところに、ゴールデンスピンの派遣が必要になってくるので、目の前の1つ1つのステップを見据えています」とかぶせた。成長著しい2人が、滋賀から世界へと飛びだす。【松本航】


