コスメブランド誕生の先にある思いとは-。
フィギュアスケート女子で16年世界ジュニア選手権優勝を飾り、現在はプロとしてアイスショーなどに出演する本田真凜さん(24)が4日、都内で自身がプロデュースする「Luarine(ルアリン)」の発表会に出席した。
5日から東京・日本橋の期間限定ポップアップストアで先行発売、18日から全国発売となる新美容液UV下地や、全3色のハイライターをアピール。自身で何度もサンプルを試し「120%、心からオススメできる商品にたどり着けたのでうれしいです」と笑顔を見せた。
メークも重要な要素となるフィギュアスケート。最初の接点は小学2年生のころだったという。
そこから自ら施すようになり、中学生のころにコスメにプロデュースがあることを知った。ブランド立ち上げは、当時から抱き続けてきた夢だった。
競技者生活は山があり、谷があった。シニア転向後は大きな注目を集めながらも苦しむ時期を経験した。氷に立つのは1人。その助けとなった1つがメークであり「自信を持った状態で、たくさんのお客さんの前に立つことはすごく大事。頑張る気持ちにさせてくれたり、試合前の1つのルーティンでした」と心身を切り替える意味を持った。
24年1月に現役引退を表明し、2年が経過した。プロとしてアイスショーの練習に打ち込み、本番に臨む。加えて、メークも従来以上に探求し、化粧が崩れやすくなるアイスショーで自ら試しながら、納得のいく商品を作り上げた。購入者はスケーターだけでなく、多岐にわたると予想される。ブランド名は月の光を意味する「Luar」と、自身の名前であり海を意味する「Marine」を掛けあわせた造語。透明感を押し出した商品を横目に、思いを言葉にした。
「ルアリンというブランド名にも、思いを込めています。小さい頃から『メークってすごいな』と思ってきました。スケートの時にちょっと、いつもと違う自分になれたり、本当に何でもない日常でも、何もしたくないぐらい落ち込んでいる時も、メークをするだけで前向きな気持ちになれたり…。メークはそういう存在だと思っています。少しでも多くの方にとって“お守り”のようなコスメになっていけたら、うれしいなと思います」
実体験したメークの価値を世に届ける。【松本航】


