ロンドン五輪柔道女子63キロ級銅メダルの上野順恵らが所属する強豪、三井住友海上が10日、東京都内の道場でミャンマー女子代表との合同合宿を公開した。

 乱取りで日本選手の胸を借りた同五輪78キロ級代表のエー・エー・アウンは「トップ選手と練習できてうれしい。全てを大切にして持って帰りたい」と喜んだ。

 三井住友海上の柳沢久監督が1982年に指導に訪れたことが縁となり、12月に東南アジア大会を開催する同国から強化のため4選手が来日。上野は「一生懸命ですごく勉強になる。日本柔道の素晴らしさを学んでもらいたい」と話した。合宿は2月上旬まで約1カ月行われ、三井住友海上の寮で生活をともにする。