<高校ラグビー:大阪桐蔭34-17佐賀工>◇3回戦◇1日◇花園

 初の8強入りを果たした大阪桐蔭の綾部監督は「この代でそこは破りたいと思っていたので、結果が出てよかった」と安堵(あんど)の表情だった。

 国学院栃木との2回戦は薄氷の勝利。この日も主将の喜連航が左膝の故障で欠場するなど不安を抱えていた。

 それでもナンバー8の吉田の3トライなどで危なげなく勝ち上がり、Aシードの貫禄を見せつけた。

 綾部監督は「主将を欠いた試合は今シーズン初めてだったが、3年生中心によくまとまってやってくれた」と評価した。