ラグビー日本代表は13日、20日に開幕するワールドカップ(W杯)日本大会に向けて、都内で全体練習を再開した。前日12日に再集合。選手たちは背中に「日本」と記された新しい練習着で汗を流した。

冒頭15分間の公開となった練習では、故障者も本隊に加わった。8月下旬まで行われていた北海道・網走合宿で右足首を捻挫したフランカー姫野和樹(25=トヨタ自動車)、今月6日の南アフリカ戦で肩を痛めて途中交代したNO8アマナキ・レレイ・マフィ(29=NTTコミュニケーションズ)らが戦術を確認。同戦で右ふくらはぎを負傷したWTB福岡堅樹(27=パナソニック)は別メニューだったが、ジョギングをしながら笑顔を見せた。

20日のW杯開幕戦(東京・味スタ)では世界ランク20位のロシアと対戦。相手を想定した準備が本格化していく。