日本相撲協会の放駒理事長(元大関魁傑)は3日、八百長問題の経緯を報告する目的で、臨時の運営審議会を8日に招集したことを明らかにした。運営審議会は財界人や学識経験者らで構成される相撲協会の諮問機関で、協会の運営に関する重要事項について理事長に意見を上申できる。

 放駒理事長は4日に東京・両国国技館で開かれる八百長問題の特別調査委員会に出席するが、会合を受けての理事会の開催について「調査委員会の報告が出てみてからでしょう」と話した。

 また行司で構成する「行司会」が臨時会合を4日に開く。関係者によると、本場所再開時に向けた準備などを議論するという。