大相撲夏場所(12日初日、両国国技館)の新弟子検査が1日、東京・両国国技館内の相撲診療所で行われた。4月1日付で独立した武蔵川親方(41=元横綱武蔵丸)のおいで、同部屋所属の18歳フィアマル・ムサシマル・ペニタニら受検した6人全員が、身長167センチ以上、体重67キロ以上の体格基準を満たした。合格者は内臓検査の結果を待って、初日に発表される。

 身長187センチ、体重130キロと体格に恵まれているペニタニは「目標はまずは関取。そのあとは横綱です。目標の力士は武蔵川親方で、好きなのは把瑠都関」と話した。米国ハワイ州出身のため、ビザ取得の関係で合格しても他の5人とは違い、名古屋場所(7月7日初日、愛知県体育館)の前相撲が初土俵となる。