<世界バレー2010女子:ブラジル3-1米国>◇2次リーグF組◇10日◇日本ガイシホール

 世界ランキング1位のブラジルに挑んだ2位の米国は、セットカウント1-3で敗れ2敗目を喫した。

 今大会無敗のブラジルを相手に、ハイレベルな攻防を繰り広げた。米国は第2セットを奪い、他のセットも中盤までは接戦となった。しかし終盤、勢いを増すブラジルのサーブに、トムなどサーブレシーブ陣が崩され、スパイクにもミスが出た。「両チームともに素晴らしいプレーをしたと思う。私達は持てる力を発揮したけれど、ブラジルが上回った。ブラジルの方が、サーブがアグレッシブだったしパスもよかった」と主将のタマス。マッカーチョン監督は、「我々にもいいプレーがあったが、それをキープできなかった。安定感が欠けていた。ブラジルのようなチームに勝つには、ハイレベルのプレーをし続けなければいけない」と語った。

 米国の準決勝進出は、第4試合のイタリア対キューバ戦の結果によって決まる。