<卓球:世界選手権>◇2日◇男子シングルス4回戦◇横浜アリーナ

 「打倒中国選手」を目標に掲げて4回戦に挑んだ水谷隼(19=明大)だったが、陳■(中国)に0-4(6-11、3-11、10-12、4-11)で敗れ、準々決勝進出を逃した。

 世界ランク7位の相手に対し、序盤でリードして試合を進めることが勝利のための絶対条件だった。しかし逆に相手にリードを奪われて自分の展開に持ち込めなかった。水谷は「相手のサーブに対処できませんでした。直すところや反省が多すぎて、力の差を感じました」と完敗を認めた。

 3日には岸川聖也(21=スヴェンソン)と組む男子ダブルス準々決勝で、シンガポールのガオ・ニン、ヤン・ツー組と対戦する。水谷は「明日は今日の敗戦のことを忘れてメダルを目指したい」と気持ちを切り替えていた。※■は王ヘンに己