<高校野球兵庫大会>◇25日◇5回戦

 神港学園は、伊藤諒介三塁手(3年)の高校通算94号本塁打を皮切りに猛打を爆発。12-4で姫路西に7回コールド勝ち。準々決勝進出が決まった。

 1回2死。伊藤が姫路西・山名崇博投手(2年)の直球をとらえ、打球はそのまま右翼芝生席に。北原光広監督(56)も「この打者は違うと相手チームには『ガツン』ときたはず」と認めた、チームを勢いにのせる先制ソロとなった。

 伊藤は5回、左へ流してフェンス直撃の適時二塁打を放つなど5打数2安打2打点。試合後は「本塁打は差し込まれた。5回は逆方向を意識して打てた」と打席を振り返った。