ソフトバンク寺原が絶体絶命のピンチをしのぎ、今季初勝利を挙げた。

 9回裏2死満塁に登板。4番中田との対決はフルカウントまでもつれたが、抜けたスライダーで空振り三振を奪った。「前回はふがいない投球をしたので、いいピッチングをしないと信頼もない。開き直りもあった」。4月30日西武戦では痛恨の2失点でチームの勝ちを消した。信頼回復のマウンドだった。