9回に5点リードが1点差。ハラハラしたが、結局は4番の一振りが効いてオリックスは今季2度目の3連勝を飾った。T-岡田が1回に先制となる決勝3ラン。西武野上のカットボールをバックスクリーン左へ。不振が続いた和製大砲がお目覚めムードだ。
「少し詰まったのでどうかと思ったが、しっかりと打てた。6連戦の初戦を取れたのが大きい」。昨年5月31日広島戦、6月2日巨人戦以来の2戦連発。本塁打の“おかわり”を決め、ハイタッチの最後に伏見とご飯を食べる「おかわりポーズ」も決めた。
悩んで、もがいて、4番の座にたどり着いた。開幕から打率1割台の低空飛行。4月4日に2軍降格した。その後ウエスタン・リーグで2本の本塁打を放ち、同24日に満を持して1軍合流。ところが昇格見送りという異例の事態が起きた。
面談した福良監督によれば「まだ真っすぐがはじき返せない」と弱気な言葉を話したという。その後も話し合い、必要な戦力として昇格が決定。モレルに代わって4番を務めてからチームは3連勝だ。最下位ながら西武と勝率で並んだ。
T-岡田で勢いづき、7試合ぶりに2桁安打。肝を冷やした福良監督も打線には「初めていい攻撃ができた。4番が仕事をした」とたたえた。【大池和幸】



