背番号18が崖っぷちに立たされた。阪神藤川が2本塁打を浴びて3回5安打5失点で降板した。1回。2四球で1死一、二塁とすると、4番バレンティンに140キロ直球を豪快に中堅左まで運ばれた。チームは46年ぶりとなる3試合連続完封中だったが、あっという間に失点。甲子園にため息が充満した。

 まだ終わらない。3回には無死二塁から外角スライダーを雄平に強振され、バックスクリーンへ運ばれた。3ラン、2ランと失点はすべて本塁打。あまりにもショッキングなKO劇に試合後の藤川も「結果がすべて。結果が悪かった」と言葉少なだった。

 焦点になるのは次回の登板だ。香田投手コーチは「いずれにしても、もう1回チャンスはあるよ。抹消はしません。前回はあれだけ良かったんだから」と説明した。

 前回4月30日DeNA戦は黒星が付いたが、6回2/3、1失点と踏ん張った。もう1度チャンスをというのが金本監督を含めた首脳陣の判断だ。4月3日DeNA戦で復帰星を挙げてから2勝目が遠い。次回はローテーション通りなら14日DeNA戦(横浜)。背水のマウンドになる。【桝井聡】