巨人内海に救世主として期待がかかる。明日11日の阪神戦(甲子園)で今季初登板となる先発マウンドに臨む予定。気持ちの高ぶりを問われたベテラン左腕は「(感情は)いろいろとあるけど、とにかく結果を残せるように。それだけ」と決意を口にした。一昨年は7勝9敗、昨年は2勝1敗と2年連続で不本意な成績に終わっている。今季は高橋監督からキーマンに挙げられていたが、オープン戦から不調で2軍調整が続いていた。

 チームにとっては待ち焦がれた復帰だ。前カードの中日戦で3連敗を喫し、3位に転落した。長谷川4失点、今村8失点、高木5失点と、いずれも先発陣が打ち込まれて敗れた。そんな危機に左腕エースが戻ってくる。内海は「相手は関係なく、自分の球を投げていきたい。1つ1つアウトを取ることがチームのためになる」と、高まる感情を抑えるように冷静に話した。

 9日は川崎市のジャイアンツ球場でブルペン入りし、捕手が座った状態で54球を投げ込んだ。今季は2軍で6試合に登板し1勝2敗。防御率4・28と、抜群の結果とは言えない。チームが勝つため、甲子園のマウンドに上がる。