阪神は右打者を並べるオーダーも不発に終わり、勝率5割に逆戻りした。

 左腕の今永対策として、野手8人中、6人を右打者でそろえた。5回、代打狩野の左前適時打で2点差に迫り、中盤に攻め立てる。だが、6回1死一、三塁と8回2死一、二塁を逸機。あと1本が出ず、今永に白星を献上してしまった。金本知憲監督(48)は「(打線を)固定しようがない。どうやって、このメンバーで固定する方が間違っているし、正直、固定できないよね。俊介も出ていなかったし、中堅も仕事してもらわないといけないし。そういう意味で俊介にいってね。俊介と(新井)良太かな」と話した。2番俊介と5番新井は今季初先発だった。若手だけでなく、中堅も登用し、チームの活性化を図る。