日本ハム大谷翔平投手(21)の連続試合本塁打は「5」で止まった。この日は2試合連続「3番DH」でフル出場。3打数1安打1四球で、野手出場6試合ぶりのノーアーチに終わった。「フォアボールも取っていますし、二塁打もいい打撃ができていた」と、振り返った。

 初回の第1打席は10球粘り、四球を選んで出塁。1点を追う4回1死で迎えた第2打席は、ソフトバンク和田の内角低め140キロ直球をとらえた。低い弾道ながら伸びた打球は左中間フェンスを直撃。二塁打で好機を演出し、中田の中前打で、快足を飛ばして一時同点となるホームを踏んだ。

 6回先頭で迎えた第3打席は初球を打って二飛。8回の第4打席はスアレスの155キロ直球を引っかけて二ゴロに抑えられた。

 最終9回は2死一、二塁から田中賢が右前へ打球を放ち、当初は「右前打」の判定も、右翼手・城所が直接捕球をアピール。審判団の協議の結果、右飛に判定が覆り、次打者だった大谷に打席は回らなかった。

 記録は止まったが「3、4打席目も打てる球だった。ミスショットはなくしていきたい」と、前を向いていた。