日本ハム大谷翔平投手(22)が、今月6日のロッテ戦(旭川)で先発ローテーションに復帰見込みであることが1日、分かった。DHでフル出場し、5打数1安打だったこの日の試合前にも投球練習を行い、実戦復帰へ首脳陣のゴーサインが出た。栗山監督は「そのうち投げます」と明言は避けたが、1イニングの調整登板だった7月24日オリックス戦以来の登板となる。

 逆転Vへの「切り札」が帰ってくる。7月10日ロッテ戦で右手中指のマメがつぶれ、投球フォームのバランスを崩したことにより、投手での起用は見送られてきた。ようやく復帰のメドが立ち、本人も「投げられないよりは投げられる方がいい」と表情は明るい。今週末のオリックス戦(ほっともっと神戸)、また復帰予定の6日ロッテ戦がともに雨予報となっているため、順調に日程を消化できなければ再度プラン変更となりそうだが、どちらにしてもエースの復活が近いことは間違いない。