新人王レースに決着つけて、CSロードを切り開く! 阪神高山は今日2日からのDeNA3連戦に向け、気合を入れ直した。「(2連敗した)中日戦も同じ気持ちでしたけど、僕自身も1本が出なくて勝てなかった。明日から、なんとか貢献したいですね」。3戦目は新人王のライバル今永と対決予定。「同じ1年目。刺激になりますし、そういう投手から打って勝つと大きい。必死で食らいつきたい」と力を込めた。
3位DeNAとの直接対決3連戦はCS争いの行方を間違いなく左右する。「毎日順位(を意識する)という経験はもちろん初めて。チームの雰囲気は僕なりに感じているつもりですけど、僕は最初から使ってもらっている立場。変わらない気持ちでやっているつもりです」。初心を貫き、再び快音を連発させたいところだ。
8月23日からの敵地3連戦では計13打数8安打。2戦目に二塁打3本を記録すると、3戦目は満塁弾を放つなど6打点で3連勝に導いた。「ここまできたら対戦成績どうこうより気持ちで食らいつくのが大事。データはもちろん見るけど、打席に立った時になんとかするという気持ちです」。
現在、猛打賞を12度マークする。長嶋茂雄(巨人)のプロ野球新人最多となる14度も射程圏内。阪神では07年上園啓史以来となる新人王の有力候補でもあるが、今は「個」は意識しない。「それはシーズンが終わってから。残り少ない試合をどれだけ全力でやって、チームを少しでも上に持っていけるか、それだけです」。初々しい言葉の節々に感じる、力強さが頼もしい。【佐井陽介】



