日本野球機構(NPB)は13日、東京都内で審判員を集めてミスジャッジに対する注意喚起を行った。9日の広島-中日18回戦でカウントを誤って四球の宣告を怠るミスが出たためで、再発防止策としてこれまで球審だけが使っていたボールカウントを確認するカウンターを三塁塁審と控え審判も持つことが決まった。

 29人の審判員が出席して行われ、斉藤惇コミッショナーから「集中力を欠くことなく、誇りを持ってやってほしい」との訓示があったという。友寄正人審判長は「カウント間違いは言い訳できない」と話した。