<広島4-4巨人>◇15日◇マツダスタジアム

 広島が粘りの野球で引き分けに持ち込んだ。新人沢村をうちあぐんだが、7回に2点を奪いひきずり下ろすと、8回栗原が同点打を放ち勝ち投手の権利も消す。9回に勝ち越されたが、その裏2死無走者から石井が四球、代走赤松が二盗し、梵が同点タイムリーを放ち再び追いついた。3時間半を超えて(延長戦は)新しいイニングに入らない今季の規定で引き分けとなった。

 野村謙二郎監督(44)も「地元で勝ちたかったが、それに値するいい粘りを見せてくれた」と興奮気味。試合開始から3時間半たつとアラームが鳴るようにタイマーをセットしていたが、鳴ったのも気付かず、同点に追いついた直後「次(投手は)誰が行くんだ?」と聞き、高コーチに「(3時間半ルールで)次はありません」とたしなめられたほどだった。