昨季まで在籍した横浜の再入団テストを受けるスティーブン・ランドルフ投手(36)が18日、横浜スタジアムでの投手練習に参加した。三浦、大家らとともに、キャッチボール、ダッシュで調整。昨年は開幕投手を務めながらも、わずか2勝に終わり、左肘痛もあってオフに退団していた。米国ではアリゾナ州フェニックスのリハビリセンターで、トレーニングを積んできた。「ブルペン投球もしたし、大学生相手のフリー打撃でも投げた。投げる準備は出来ているよ」と、自信をのぞかせた。

 震災による原発事故や余震も続く中での来日だが、「日本は信頼出来る国。今は心配は全くしていない。本当に不安があるなら、野球も開幕していないだろうしね」と不安はない様子。19日に1軍練習に合流し、ブルペンで首脳陣のチェックを受ける予定だ。この日の練習を視察した尾花高夫監督(53)は、「心配しているのは肘。キャッチボールも違和感はなかったし、状態はいいんじゃないかと思う」と話した。