<阪神4-1ヤクルト>◇29日◇甲子園

 阪神新井貴浩内野手(34)が、中押しとなる2点適時打を放った。1点リードの5回2死満塁から、山本斉の内角低め直球を左前に運んだ。「2死から恵一(平野)もトリ(鳥谷)も粘って作ってきたチャンスだから、何とか1本出して、勢いを出したいと思って打席に入りました」。2死から四球で出塁した2人の思いに発奮した。