<ロッテ2-0ソフトバンク>◇9日◇QVCマリン

 ロッテ3年目のイケメン右腕・上野大樹投手(24)が、8回2安打無失点の力投で3勝目を挙げた。思いきりのいい腕の振りで4回以降は安打を許さず、プロ初完封を挙げたソフトバンク打線を再び封じ込んだ。上野は「テンポよく投げられたので、バックもしっかり守ってくれた。野手のみなさんが死に物狂いで点をとってくれたので、いけるところまでいこうという一心でした」とさわやかな表情で振り返った。

 打線が杉内に11安打を浴びせて2点を奪って援護した。西村徳文監督(51)は「本当は完封してほしかったけど(8回に)ちょっとバテてましたね。でもよく投げてくれた」とねぎらった。