西武の打線が失速しない。この日も「味方先発が中5日」という条件がある中で、そこに縛られずに序盤から着々と加点した。

もちろんコーチ陣やデータ部門のアシストも強力ながら、西口文也監督(53)は「ネビンが帰ってきて、その前から平沢大河も活躍して。そのへんがかみ合っているんじゃないですか。打順の巡り合わせとかも含めてうまく機能している」と、つながりの良さにご満悦だ。

5月に入ってからの9試合のうち、実に5試合で2ケタ安打を放っている。3連打やそれ以上も自然と出る。連なりがやまない。日刊スポーツではひとまず“シン山賊打線”と記事の見出しにしたが、西武ファンの間では「山賊打線とはまた違うのでは?」との声も生まれている。

その上でSNS上でファンからわき上がった「ビッグチェーン打線」というフレーズが、実に的確かつ、西武にぴったりだ。

昨季から販売し、発売するとすぐ入荷待ちになることもあったビッグチェーンネックレス(俗称:クソデカネックレス)へのファンのお熱は今年もやまず、カラーバリエーションが増え、発光式まで発売された。

選手たちも本塁打を打って首から掛けられたり、お立ち台で掛けられたり…とすっかりなくてはならない存在といえる。1本の輪がつながって大きな鎖となって相手をのみ込む-。ビッグチェーン打線、実にど真ん中を突いている。【金子真仁】