<オープン戦:DeNA3-2西武>◇11日◇横浜

 開幕投手候補のDeNA高崎健太郎投手(26)が、4回を1失点に抑えた。2番手として5回から登板。7回無死、黙とうを終えた初球、カーブが高めに浮いたところを西武中村に打たれたが、失点はこの本塁打による1点のみ。低めをていねいに突く投球でゴロの山を築いた。「ランナーを出してからもゴロを打たせるというのを目標にやってきたし、そういうのができたのは良かった」と内容にも納得の表情を見せた。ライバルの国吉佑樹投手(20)も好投でアピールしているだけに、中畑清監督(58)は「今日は目力があった」と、高崎の気持ちの強さを酌み取っていた。