<ウエスタン・リーグ:阪神2-1ソフトバンク>◇27日◇甲子園

 阪神浅井良外野手(32)がソフトバンク戦で、4年ぶりに捕手を務めた。右翼手で先発出場し、8回から2イニング、久保田ら3投手とバッテリーを組んだ。

 浅井がマスクをかぶるのは、08年6月3日の交流戦・対楽天(Kスタ宮城、途中出場)以来。浅井は「めっちゃ怖かったです。4年ぶりですか?

 そのときも、ちょっとかぶっただけですからね。ちゃんと捕球できないです」と苦笑いしながらも、無難にこなした。

 藤井彰人(35)ら捕手に故障者が続出しており、現在、1軍捕手は2人体制。捕手不足は深刻で、外野手に転向するまで72試合で捕手としてプレーしていた浅井が、非常時の“第3の捕手”に指名された。捕球トレーニングを始めており「ワンバウンドとか難しい。感覚がなくなっていますから」と、もしもの出番に備えてブランクを埋めようと必死だ。