阪神金本知憲外野手(44)が、今季限りでの現役引退を表明した。12日午後、兵庫・西宮市内のホテルで会見して発表した。「もっとやっておけば違ういい数字が残せたという思いと、よく頑張ったなという思いとがある。肩をこわしてからのこの3年間はみじめ、自分がみっともなくてかわいそうという感じだった」と話した。

 プロ21年目の今季は、ここまで109試合に出場し、打率2割5分8厘、4本塁打、26打点の成績。9月1日の広島戦(甲子園)を最後に先発を外れ、代打出場が続いていた。