<巨人8-1ロッテ>◇8日◇東京ドーム
新たなビデオ判定の事例が登場した。1回、巨人先頭打者、中井大介内野手(24)の右翼への飛球が、最初はアウトの判定だったが二塁打になった。ロッテ右翼・角中勝也外野手(27)がジャンプして捕球したように見えたが、巨人原監督が審判にリプレー映像による確認を要求。審判団の確認の結果、フェンスに当たって跳ね返ったボールを、角中が捕球していたと確認された。本塁打以外でのビデオ判定は初めて。
昨季までリプレー映像による確認は、本塁打に関するものに限られていたが、今季からフェンス際のプレーについても確認することができるよう拡大されていた。昨年8月23日の中日-阪神(ナゴヤドーム)で、外野フェンス際の飛球を中日平田がダイレクトキャッチしたかどうかを巡り、阪神和田監督が退場したことから、拡大することが決まった。
この日の責任審判の丹波幸一審判員(44)は「今年からビデオ判定の拡大解釈が進む中、ビデオ判定は今回が初めてでした。フェンス際のプレーということで、ビデオ判定しました。本塁打でも、どのプレーも一緒。インプレーだったらということを想定して、二塁まで行けたという判断。我々で二塁打だろうという判断をしました。伊東監督からは、何で一塁じゃないのか?
という質問を受けましたが、その旨伝えました。ランナーはいなかったですし、普通の常識の範囲内で考えてのことです」と試合後に説明した。ロッテ伊東監督は、二塁で再開したことに「それは言った。『我々が判断した』と言うから」と納得しかねる様子ではあった。



