阪神に育成枠で新加入した佐村・トラヴィス・幹久投手(21)が23日、兵庫・西宮市の鳴尾浜で自主練習を行った。沖縄出身で前所属はDeNA。15日に入寮したばかりで、関西に拠点を置くのは初めてだ。

 この日はトレーニングの合間に、同学年の西田などと会話を交わした。20日に打ち上げた高知・安芸キャンプ参加メンバーも寮に戻り、ここ数日は新しいチームメートとの会話が増えた。

 テレビ番組「アメトーーク!」や「ロンドンハーツ」が好きというトラヴィスは「一番は野球の技術ですが、関西弁も勉強していきたい。ツッコミもまだまだなので」と笑顔。

 DeNAでの3年間はケガに悩まされ1軍登板なし。関西の文化にもなじみながら、新天地で巻き返す。